降圧薬の副作用
高血圧症の治療では、薬によって血圧をコントロールする必要があると判断を下された場合に降圧剤が処方され、長期間服用を続け血圧を維持します。
しかし、降圧剤には副作用というものも存在します。
主な副作用は以下の通りです。
・アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)…めまいや動悸など。
・アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)…空咳やのどの不快感など。
・カルシウム拮抗薬…脈が速くなる、顔がほてる、尿量が増加、足のむくみなど。
※薬の服用開始後に副作用が現れた場合には、速やかに主治医や薬剤師の方に相談されて下さい。
降圧剤は、一時的に血圧を下げることができる薬ですが、薬を服用しているからといって高血圧の根本的な治療にはならないため、基本的に高血圧である限り薬は飲み続ける必要があるとされています。